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Perl 入門講座

研究に使うプログラムを Perl で書こう

updated on 2004-03-31

プログラミング言語 Perl の基礎の解説ページです. 科学の研究を進めるなかで,自分でプログラムが書けると便利なことはたくさんあります. (>参考: 自分の研究に使うプログラムを自分で書こう ). でも,すべての研究分野でプログラミングがみんなの常識になっているわけではありません. Perl は,このごろはウェブのCGI プログラムに使われることで知名度が高くなりましたが, データの処理だの簡単なシミュレーションだのに便利に使える言語です. そんな道具を自分のものにしたい人の自習の手助けになることを目指して入門講座を作ってみました.

もともと「生物系研究者のための Perl 基礎の基礎」と題してましたが, あえて「生物系」と限定するのをやめました(2004年 3月). 生物系に限らず,自分でプログラムを書いたことがない学生・研究者が, データ処理やシミュレーション計算のためにPerl を活用する一助となれば というのが狙いです. 題材には生物関係(とくに生態学)のネタを多く使っていますが, その分野の知識は前提にしていません.

序章

  1. イントロダクション:このページの狙い
  2. コンピュータができることとプログラミング言語
  3. Windows での Perl の実行

Perl の文法の基礎の基礎とその活用

  1. 変数,変数名,変数の値
  2. 処理の流れの制御:順次処理,条件判断,繰り返し
  3. 関数を使う:rand を利用してランダムなパターンを生成する
  4. ファイルからの入力と split :簡単なデータ処理がすぐできる
  5. ファイルからの入力と split(続):延々と続くマウス作業からの解放
  6. プログラムのまちがい,データのまちがい
  7. 配列:データをまとめて管理する
  8. 配列を活用する
  9. コマンドラインで与えたパラメータを使う
  10. ファイル名を指定してファイルの読み書きをする
  11. sprintf の利用:ファイル名などの文字列を自動生成する
  12. ハッシュ:キーワードと値のペアをたくさんまとめて管理する
  13. ハッシュの活用:柔軟なデータ集計
  14. ハッシュの活用:柔軟なデータ集計(その2)
  15. もっと短くスマートに書ける:いわゆる syntactic sugar
  16. サブルーチン:長いプログラムを読みやすく,管理しやすく
  17. 変数の局在化で安心して使えるサブルーチンを作る
  18. 正規表現とパターンマッチ:融通無碍な文字列処理
  19. 正規表現とパターンマッチ(その2):後方参照・文字列置換
  20. 読みやすいプログラム
  21. こまごまとした(有用な)補足
  22. リファレンス:配列やハッシュをスカラーに?
  23. リファレンスの利用:サブルーチンに配列やハッシュを渡す
  24. リファレンスの利用:無名配列を使って複雑なデータ構造を作る
  25. リファレンスの利用:無名ハッシュを使って「もの」を表現する

終章

  1. 次に勉強すること
  2. おわりに

付録

  1. 索引

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