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2002年11月
2002-11-30
きのうで生態学会大会の事前申し込みを終了しました.
申し込みは月曜 37 件,火曜 54件,水曜 125件,木曜 302件,金曜 445件.
その前の3ケ月足らずで 150 件しかなかったのに.
12時ちょうどに
登録ページへの入り口を閉鎖し,10分後に登録ページそのものを削除.
11時台の登録者は20名.閉じる扉のすき間にぎりぎり滑り込んだ人もおられました.
cc されてくる登録確認メールのチェック,多発する訂正依頼メールへの対応,
その他の問い合わせなどで,おととい・きのうはほとんど人間 DDoS 攻撃状態 でした
(e-Word,
DDoS 【分散DoS】
を参照).もちろん背景に攻撃の「黒幕」が居るわけじゃないですけど.
ともあれ,学生の皆さんはぜひ前もって指導教官と相談してから
申し込んでください.あと,大会事務局あての訂正依頼メールのタイトルが
「こんにちは」というのはいかがなものかと.
受付けが終了してから,「今からなんとかなりませんか」との問い合わせメールも
いくつかいただく.情としては受付けたいのは山々だけど,
参加申し込みは9月から3ヶ月にわたって受付けていましたし,
すでに大会ページで受付け終了をアナウンスしてしまいましたので,
一部の方を特別扱いしてしまっては,間に合わずに断念
された他の方にたいして申し訳ないことになってしまいます.
たいへん残念ではありますが,どうかご理解くださいますよう
お願いいたします.
とお返事する.次回からはぜひお早めに.
2002-11-29
東京・上野の
国立科学博物館
では,新しい建物を建築中です
(>
新館二期工事現場レポート).
そのなかの植物関係の展示の一部に,私もちょっとだけかかわってます.
きのうは博物館の展示物作製業者の人たちと打ち合わせ.
「植物は形で勝負する −光資源獲得のための形−」
で書いたようなことを表現したい.
会議室での説明ではなかなか伝わらなかったアイデアが,外に出て現物を
見ながら説明すると,「あ,ほんとだ」「こんなふうに見たことなかった…」
と,納得していただけました.植物の形作りと生き方の関係に
おもしろみを感じてもらえたことが嬉しかった.
きょうは,生態学会の参加申し込みの締切日です.
「ほら来た!」「あ,また…」 メール流星群.
2002-11-28
Perl 基礎の基礎に
1ページ追加.
あと2ページで一応完結の予定です.
締め切りを目前に,生態学会の申し込みが殺到中.
2002-11-27
植物の構造と機能のモデルをテーマにした国際ワークショップ(FSPM04)
の案内サイトができたから広めてくれとの連絡がありました.
2004年6月にフランスで開催予定です
(>
FSPM04のサイト
).
これまで樹木限定で同様のワークショップが3回あったんですが,
今回は木に限らず植物なんでもありになりました.
これまで生態学的な視点があまりない集まりだったので,
生態学の研究の道具という視点も入れてくれと言ったら,
"Application of Functional/Structural models to problem solving in agronomy
and ecology" というセッションができました.
2002-11-26
Perl 基礎の基礎に
1ページ追加.
もう一息です.
2002-11-25
わたしはほぼ毎日体のどこかを意図せずしてどこかにぶつけます
(頭とか足とか手とか).人間はかならずミスをします.ミスのしかたはさまざま
(みんなが頭を鴨居にぶつけたり足でこたつを蹴ったり手を天井にぶつけたり
するわけではない)ですが,とにかくゼロではない確率でミスをします.
人間がまちがえないことを前提にしたシステムなんて信じられません.
生態学会のオンライン受付けシステム
はいまのところ順調に稼働中ですが,
送られてくる申し込みには記入ミスが混ざります.まちがえないでと言っても
まちがいは混ざります.そういうものです.でも,なるべくまちがえないでね.
Perl 基礎の基礎を
週末に一気に書いてしまう予定(というより希望)はあえなくついえました.
こういうのはミスではなくて怠惰と言います.
なんとか今週中に書き上げる予定(というより希望).
2002-11-23
来年3月の生態学会
の会場は,
つくば国際会議場
というところです.
わたしの自転車での通勤路は,この会議場の横を通っています.
最近,夕方ここを通るときに,会議場の外に人が群れていたり,
一部がみょうに明るく照明されていたりすることがあって,
なんだろうと思っていたら,ドラマの撮影に使われているんだという話を
耳にはさみました.病院のシーンをこの会議場を使って撮影しているんだとか.
今日(土曜日)の昼ごろにこの会議場の横を通ったときも,車いすに座った人,
看護婦さん,花束を持った人などが配置され,撮影準備中でした.
織田祐二が出てるという情報をたよりに検索してみたところ,
見つかりました.「真夜中の雨」というドラマです(
>
番組のページ).
分かる人ならあそこだと分かる写真が
クランクインレポートその1
に載ってました.
2002-11-22
きのうの夕方,
Perl 基礎の基礎
に
新しいページ
を載せました.
ばたばたと書いて載せたら,はたしてまちがい指摘メールをさっそく
いただきました.ありがたいです.
慌てて訂正して,そのほかいろいろ加筆して載せなおしました.
週末に一気に最後まで書いてしまう予定(というより希望か).
生態学会50回大会
の参加・発表申し込みの締め切りまであと1週間です.
現在,100件あまりの申し込みがきてます.最終的には 1000件近くに
なるはずなんですが,みなさん締め切り間際まで粘りますねえ.
締切日の夜12時に申し込みページを閉じるのを楽しみにしてますんで,
お早めに.
2002-11-20
わたしの職場は去年から独立行政法人というものになりました.
この法人は,ちゃんと業務をやってるか監査を受けます.
きのうは,監事という役職の方々による内部監査を受けました.
私は「野生植物の保全云々」という環境省からの委託業務の説明をしました.
サクラソウを材料に,群落の構造や遺伝子のやりとりなどを
調べる研究プロジェクトです.
以下,監事からいただいたお言葉.
「こういう研究が要らないというわけじゃない,どうアピールするかなんだが,
サクラソウがいなくなったらいやだから絶滅させるなというのでは少女趣味的で,
アピールしないんじゃないの?」
「鉄で食って来た人間からみると(監事さんは鉄鋼業界出身),
いかにも情緒的な印象です」
「サクラソウがなくなってもかわりにカスミソウが生えてればいいって言われたら,
それまでじゃないの?」
「サクラソウが居なくなったら人間の健康に悪影響があるってことになれば
これは強いでしょう.なにかそういうのないもんかね」
…たいへん参考になりました.
Perl 基礎の基礎
にまた1ページ追加.いよいよあと一山ですが,これがけっこう大きい.
2002-11-18
きょうは Monney さんの講演会.それにさきだって,生態学の研究者数人が
現在進めている研究ご説明.さらにそのまえに,研究所のトップから
研究組織の概略などについてご説明申し上げたようですが,
これはあまりウケてなかったらしい.そりゃそうでしょう.
そういう話を聞いてワクワクする研究者がそういるとは思えません.
2002-11-16
Perl 基礎の基礎
は少しずつ更新中.html ファイルの総量が 200 kb を越えました.
これはもうほとんど本です.
18日の午後は Mooney さんの講演会(>
講演会案内
).それに先立って,私ほか数名で研究所での生態学の研究のご紹介などする予定.
帝国ホテルからつくばまでハイヤーで往復という VIP 待遇でおいでになるようですが,生態学者だし,日本の生態学者がスーツにネクタイでなくともぜんぜん
気にしないであろうと期待してます.
日本生態学会 50 回大会
の発表・参加登録の締め切りまであと2週間.
1,000 件近い発表申し込みがあるものと見込んでいますが,
登録済みはまだ 30 件ほどです.間際に集中するのでしょう.
と書きつつ,自分もまだ申し込んでないことに気がつく.
「
鬼の居ぬ間
」の話を申し込もう.
2002-11-14
連載再開が危ぶまれた
Perl 基礎の基礎
を1週間ぶりに更新しました.
…きのうの夕方,バタバタと書いて載せたもんで,読み直してみると
小さいまちがいがいくつかありました.さっそく訂正.
甲山さん(北大)の
更生への道 =透析導入の記=
によると,身体障害者手帳には
「この手帳の交付を受けて更生しようとなさる方には、
国、都道府県、市町村などがで きるだけのお世話をすることになっています」
とあるそうな.
新明解国語辞典で「更生」を引いてみると,
「(堕落したり,自活能力を失っていたりしていた人が)まともな
社会生活が送れるようになること」.
そうだったのか.
「堕落」ではなくて「自活能力の喪失」に該当するってことでしょう.
2002-11-13
伊豆大島の三原山の写真を少し載せました(>
三原山の写真
).
2002-11-12
週末からきのうまで,伊豆大島に行ってきました.
大島の中央にそびえる三原山の山頂からは,房総半島,三浦半島,伊豆半島,
富士山,南アルプス,利島,新島,神津島などが見えました.
伊豆七島がいかにも列島だと実感.
三原山は,溶岩の古さに応じて,イタドリの中に少しススキが入ってるところ,
ススキだらけのところ,ススキの中に木本も入ってるところ,
照葉樹林が回復してるところと,植生の一次遷移系列の見本になってます.
あとで写真も少し載せます.
今週は
Perl ページ
を書く時間があまり取れないかもしれませんが,
2,3ページは進めたいと思います.
2002-11-08
以前に却下されてそのまんまになってた論文を,ようやく手直ししてどこかに
再投稿する気になりました(いままで放っておいなたんて,
はっきりいって甘い
です).心を落ち着けて査読者のご意見を再読.
参考になるけど,ずれてるところもある.
ともかく必要なのは理論武装のようだ.そのために必要な文献の手配など.
Perl のページ
はようやく 2/3 程度といったところです.html ファイルが全部で 180 kb ほど,
2バイト文字にして9万字分.ずいぶん書いたもんです.
もうふたつほど山があります(正規表現・パターンマッチと,リファレンス).
来週中に最後まで行けるかどうか.無理かな.
今日の夜から来週月曜日まで秋休みです.Perl ページの更新もお休み.
2002-11-06
個人のページを作って3年半ほどのあいだに, 30 ほどの文書がたまりました.
分類はしてあるものの,ただ並べてあるだけじゃ不親切だなと思って,
このサイトの
おすすめリスト
を作ってみました.
昨日の,原稿のマジメさ,軽さの話に,著者の一人からご意見をいただきました.
若いひとの原稿がマジメなのは
- 若手はあまりふざけた真似をしては大御所・目上に叱られるのではないかという
強迫観念が存在するため
- 内容に精一杯で文章の軽みにまで気を配れず無難に真面目な方向に流れるため、
- あまりこういう文章を書く機会が無いので気負ってしまうため
であろうとの分析です.その通りでしょう.でも,むりやり軽妙に書こうとして
わざとらしくなっても読むほうが恥ずかしくなるし.要は読みやすければいい.
読んでもらえなかったら書き手の負けだから.
2002-11-05
連休中はちょっとしたお出かけ程度で,大きなイベントはなし.
Perl 基礎の基礎
の執筆も少々進めました.
はやいところ一通り書き上げてしまいたいけど,前に書いたところに
手を入れたくなることもしばしばで,順調とは言いがたい進捗状況です.
これを読んでPerl を使えるようになったという人が数人でも
居てくれれば報われるというものだけど,どうだろう.
先週後半は,雑誌「生物科学」の特集「資源獲得戦略としての樹木の形作り」
(という名前になるのか?)に寄せられた原稿へのコメントを各著者に発送.
同名のシンポ
の演者を中心に書いていただいた原稿です.
書き方のマジメ度が人によって違っていて,全体に
若いひとほどマジメ(つまらないという意味ではない)で
,大人ほど軽みのある文章(不真面目という意味ではない)
という傾向があったり,その傾向からのはずれ値もまたあったりして
おもしろかった.
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