家の近所でイシミカワママコノシリヌグイが繁茂している。これで家の周囲を囲ったら
鉄壁の防犯効果と思われる葉柄のトゲトゲだが、葉のかたちはスマートで好ましい
(写真)。
庭のセージにホシホウジャクが来て、ホバリングしながら蜜を吸っている (写真)。 遠くから見るとガとは思えない動きだ。
夏休みの話題の続き。 熊本の水前寺公園では、まき餌をするササゴイが見られるか、ちょっと期待したが不発で残念。 池の中をアオサギがゆったりと歩き回っていた。さざ波を背景に、逆光でシルエットを撮ってみた (写真)。
草千里では、馬糞(たぶん)がキノコで賑わっていた (写真1、 写真2)。 糞で育つ菌類を 糞生菌と呼ぶようだ。知らなかった。 糞生菌の観察というページも発見。
きのうのところで、ヒゴタイに来ている昆虫をミツバチと書いてしまったが、 これはナミハナアブだとのご指摘をいただく。ありがとうございます。さっそく修正。 昆虫は、まだぜんぜん感覚ができていない。
震災のあとに引っ張り出してきて 職場で使っていた 投げ入れ式湯沸かしが故障した。 20年近く前のものだが、よく働いてくれた。 同じタイプのものが今でも売られているようだ。 リトルボコボコ。すごいネーミングだ。
今の研究室にも都市ガスが来ていない。 とりあえずは EPIガスのストーブを掘り出して使うことにした。30年ぐらい前に買ったもので、 五徳が固定されているので少々かさばるが、鍋を載せたときにとても安定している。 こちらも30年以上前に買ったコッヘル(今はクッカーと呼ぶようだ)を使って湯を沸かす。 研究室に居ながらにして、気分はアウトドア&レトロ。
明日は一日、フィールド調査手伝い。
夏休みは阿蘇・久重へ。天気がちょうど裏目に出て山はまったく歩けず。 なので、大変ゆっくりすることになった。
それでも多少の散歩はできた。草千里ではシュロソウが咲いていた
(写真)。花の直径は1センチほど。
目に飛び込んでくるような色ではないので、10メートル先の歩道を大勢の人が歩いているが、
気付く人はまれだろう。
久重ではちょうどヒゴタイが咲きはじめたところ
(写真)。
開いた小花のところにミツバチナミハナアブが来ている。
人工物で一番印象的だったのは熊本城の石垣 (写真)。 重機などなにもなかった時代にこれだけのものを作ってしまう技術に思いを致し、 ひたすら感じ入る。
庭の畑のトウガラシが色付きつつある (写真)。 赤くて辛い果実をつけるトウガラシは、鳥に種子を散布してもらっているらしい という話を 以前に書いた。
世の中はなんとなく夏休み気分。 私も明日から月曜日まで夏休み。
ワルナスビの花(写真)。 この植物は牧野富太郎にさんざんな言われようだという話は 以前に書いた。
こちらも一度はびこるとたいへんな ヤブガラシ(写真)。 オレンジ色で花弁と雄しべがある花と、ピンクで花弁がなく、めしべが伸びた花が 写っている。 ピンクのほうの花を見るとなぜか アポロチョコレート を連想してしまう。 福岡教育大の 福原達人さんのページ にくわしい説明がある(アポロチョコの説明ではなくて、ヤブガラシの花の説明)。
きのうのつくばの最高気温は 36.5度。ありがたいことに、 私が居る部屋は冷房を入れなくても32度ぐらいまでしか上がらない。 …と思っていたら、きょうは 33.5度まで上がった。
生物の生息地推定モデルを作ってくれる Maxentは、 あちこちで話は聞くけれど自分で動かしたことがなく、引け目を感じていた。 思いたって試してみる。Maxent 用のデータ整形さえしてしまえば、あとはそれを渡すだけ。 GUIでもコマンドラインでも使える。別におそれるようなものではなかった。 怖がって損した。
たまたま体脂肪率を聞かれることが重なったので、人間ドックの記録を見てみた。 過去5年の値は、15.5% → 15.4% → 16.0% → 14.6% → 13.5%。 体重はほとんど変わっていないので、 近年の減少傾向は、脂肪が減って筋肉が増えたということか? なんで? 測定はけっこう誤差が大きいようなので、意味のある変化ではないかもしれないが。
明日から月曜まで連れ合いの実家へ。そのあと、来週の木曜から4泊5日の夏休み。
カマキリの幼虫(写真)。 種は分からない。 前脚の上げかたがちょっとかわいい。
夏らしい日が続く。きのうのつくばの最高気温は35.8度だった。 真昼のグラウンドでしっかりと汗をかくのが快感だ。 汗腺が大活躍している感じがする。
GISソフトは便利なこともあるが、Perl だの R だの C++ だので 自分でプログラムを書いて処理したほうが もどかしくなくてよいこともあるようだ。 Quantum GISのメニューをあちこちつついたあと、 Perl でプログラムを書いてそう思った。 もっと勉強したうえで、適材適所で使い分けるようにしたい。
職場の構内では林床の草刈り中。なにもかも根こそぎ刈られていくのが残念だが、 毎年の刈り取りとのバランスで生育可能な種類が生えているわけで、 刈り取りをやめたら大部分はすぐにササ薮になってしまうだろう。
ヘクソカズラの花 (写真)と ツユクサの花 (写真)。 夏っぽい。
フリーのGISソフト Quantum GISを少しいじってみる。 ふーん。便利そうではあるけど、 マウスであちこちをつつく作業はいまひとつワクワク感がない。
土曜日ほぼ一日がかりで、シダが茂り放題になっていた家の裏庭を大整理。 残すものは残し、除くものは除く。イヌワラビ、ミドリヒメワラビ、カニクサ、コウヤワラビ、 ヘビノネゴザは撤去。ゲジゲジシダも一部残して撤去。根こそぎとろうとすると、それぞれの シダの地下部分の違いがよく分かる。見た目だけでなく、抜き取りやすさが違う。 触れてみて初めて分かることはいろいろあるものだ。
コウヤワラビの新葉が展開するごくごく初期は、こんなに真っ赤だったとは (写真)。 そういえば、クジャクシダも赤かった (写真)。
職場構内の アラカシの若いドングリ(写真)。 クモが潜んでいだ。調べたところ、アズチグモという種類らしい。 ハナグモと同じくカニグモ科。網をはらずに待ち伏せして餌をつかまえる。
ウバメガシの若いドングリはなおいっそう未熟だ (写真)。 ウバメガシのドングリは開花の翌年になってから成熟する。 お皿の模様はアラカシとちがってウロコ状。
職場の林のへりで、アキノタムラソウが咲いている (写真)。 もう一枚はアップで (写真)。 シソ科でサルビアの仲間(キバナアキギリ属)。 セージも広い意味ではこの仲間の総称。
職場にあったカレンダーを見て、今年は大正100年と書いてあるのに気がついた。 子供のころ、明治百年はずいぶん騒がれた記憶がある。記念切手まで発行された。 いっぽう、大正百年はほとんど話題になっていないようだ。 明治と大正の存在感の違いなのか?
久しぶりに公私ともになにもイベントがない週末なので、 落ち着いて庭仕事ができた。畑の手入れ、庭の草取りと剪定など。 すみっこに細々と残っているミョウガが花を咲かせていた (写真)。 10個あまり収穫。
老眼鏡とは無事に再会できた。