今の季節、あちこちでヒガンバナが咲いている (写真)。 田んぼの周囲に多い。稲作と一緒に大陸から入ってきたと言われている。 夏のあいだは葉はなく、 何もない地面かららいきなり花茎がぐいぐいと伸び上がって花をつける。
めったに種子が実らないヒガンバナの育種にとりくんだ親戚がいた。 寺田のおじさんと呼んでいた。 私がほんの子供のころに何度か会ったことがあるだけだが、 今にして思うと、もっと話をききたかった。 おじさんの名前は、 寺田品種16号 など、今も品種名に残っているようだ。
庭のヤマコウバシの実が熟しつつある (写真)。 完熟のものと、まだ緑のものとが混在している。
職場の構内のところどころでメリケンカルカヤの白い毛が光を受けている。 (写真)。 そのそばでワレモコウが咲いていた (写真)。
自分の家の庭ですら、そこで暮らしている生き物の全貌はとても把握しきれない。 こちらの目に見えていないさざまざな生き物が、お互いに関り合いながら生きている。 カメラで捉えられるのはそのほんの一断面だけだ。
ずっと昔、大学の入試が終わってから発表までのあいだ、これといって何をする気にもならず、 なんとなく時間をもてあましつつ退屈な日々を過ごした。 あのころ以来、暇だとか退屈だとか思ったことがない気がする。 やりたいことも、やるべきことも、つねにたくさんあって、足りないのはいつも時間。
来週は月曜から木曜まで不在です。
昨夜の台風で、庭の木が何本か傾いた。連休中に手当てをしなくては。 夜、暴風で揺れる庭の木々は大迫力だった。
統計解析・描画システムの R を習得するには、とにかくいろいろ試すことが大切だが、 そのお試し用のデータを用意するのがめんどうだと、ついおっくうになってしまう。 そこで、簡単なメモを作成し、 さまざまなデータ列の生成 と題して R でプログラミングに追加した。
庭のセンダンは、昨年の秋には高さ5メートル以上になった ( 昨年12月のシルエット)。 大きくなりすぎて自分で剪定できなくなると困るので、今年の芽吹きの前に ばさばさと枝を落とした。地上1メートル足らずのところの枝分かれで、 太いほうの枝を切ったあとはちょうど腰かけ状になった。 ここに小さな板を打ちつけ、植木鉢の水受けを載せて水を入れておいた。 数週間したら、スズメが水浴びに来るようになった。 最近はシジュウカラが常連になった(写真)。 縁に止って慎重に周囲を確認し、やがて中に入ってまた確認、やがて一度に1秒ぐらいずつ、 バサバサっと羽ばたいて全身に水を浴びる (写真←これだけ見てもなんだか分からないが)。 たいていは2羽で来るが、先日は6羽ほどの群れが来た。 先を争わず、前の鳥が出るのを待って次が浴びていた。
職場構内のアカマツ林内で、ツリガネニンジンが咲いている (写真)。キキョウ科。 もう一枚(写真)。 こちらのほうが色がよく出ている。
ARC/INFO ASCII grid データ を読み込んで使うための Perl のモジュールを作ってみた。 作ってから改めて眺めると、これはクラスにしたほうが使いやすそうだ。 いままで Perl のクラスを作ったことはないが、そう面倒なことはなさそう。 試してみよう。
…というわけで、やってみた ARC/INFO ASCII grid データを扱う Perl のモジュール。 少なくとも自分には使いみちがあるので、こうして説明ページも作っておけば、 後の世の自分に感謝されるだろう。
以前に見つけた 見た目からさがす虫マトリックスはとても便利だ。 こんどは、一番多い色は黒、次が黄色、サイズは S、という選択で 一発でクロウリハムシが見つかった (写真)。 たぶんまちがいないだろう(ちがってたら教えてください)。
職場の本館の中庭で、 アメリカタカサブロウ (写真) や ハナヤエムグラ (写真) が咲いている。いずれも外来種。 アメリカタカサブロウにはヤマトシジミ(おそらく)が来ていた (写真)。
家の庭のジューンベリーの木で、モンクロシャチホコの幼虫がむしゃむしゃと葉を食べている。 葉の表から見ると顔だけ並んでいる (写真)が、 裏から見ると体が見える。 (写真←逆光で、うまく撮れていませんが)。 上空の鳥から身を隠すためか。 毛だらけの見た目がきらわれて、薬を撒いて駆除されることもあるようだが、 毒はないという。手に15分ぐらい載せてみたけど、確かになんともなかった。
秋は稔りの季節。 家の庭に勝手にはえて、去年から花が咲きはじめたネムノキが、 ことしはたくさん実をつけた (写真)。 いかにもマメらしい実だ。 ナツハゼの実が熟しつつある (写真)。 コケモモやブルーベリーと近縁。 ジャムや果実酒にできるというのだが、直径数ミリの果実を食用になるほど集めるのは、 大変な手間だろう。
職場の構内でセンニンソウが咲いている (写真)。 クレマチスの仲間で、白い花弁のように見えるのは萼片。
きのう、職場で頭をハチに刺された。ヤブの中でクモの巣をかわしながら頭を下げて 歩いていたら、いきなりがつんと頭を何かにぶつけた気がした。 ハチの接近にまったく気付かなかった。 後ろにいた人によると、スズメバチの仲間のようだったという。 構内のハチの巣の撤去作業をするという案内が出ていたが、 巣を奪われて気が立っている個体にやられたのか。 ハチも憤懣やるかたないだろう。 ハチに刺されるのはたしか4回めか5回めだが、 さいわいアナフィラキーショックが出ることはなかった。 一晩寝たら痛みはほぼ消えた。
自転車か車か、通勤手段は帰るときに選ぶ。 きのうは自転車で帰ったところ、途中でタイヤの空気が抜けてきた。 そこに雨も降りはじめ、 情けない気分になる。
朝、空気を入れてみたが、じきにタイヤはぺちゃんこになる。 やむなく4キロ余りを歩いて出勤。これはこれで、考えごとをしたり、 植物を見たりできてよい。そういえば、久しくじっくりとものを考えていない気がする。 歩道のわきでツルボが咲きはじめていた (写真)。 ガガイモの花は毛むくじゃら (写真)。 ハキダメギクの数ミリの頭花 (写真)は、 自転車で走っていたのでは気に止めることもないだろう。 ましてや車では。
2001-09-04 の、 過去の写真 の 通勤のページ へのリンクがまちがっていて、 庭ページにリンクしてしまっていたので修正。 あらためて 9月のページを見ると、ちょうど今日歩きながら見たようなものが載っている。 季節の移ろいは確かなものだ。
過去の写真のページが膨らんできたので、 庭のページ と 通勤のページは季節ごとではなく月ごとに、 また 出先での写真 は場所ごとに分けた。
自分のために プレゼン用ソフトのスマートな操縦:ショートカットキーの覚え書き を改訂。よりポイントを絞ってみる。さらに、 最小限リストを作成。