ハクモクレンが咲き出した(写真)。 ひだまりの石段のすきまでは、はやくもスミレが咲いていた (写真)。 タネツケバナは、すでに子房が伸びている (写真)。 咲き始めていたのに気づかなかった。
年度が終わろうとしている。1年はあっという間だ。 管理職から解放されたらなんでもできる気がしていたが、 やはり時間も能力も有限だ。 とはいえ能力は努力次第で増やす余地あり、 時間はやりくりして効率的に使う余地あり… と前向きに考えてみる。
ある人が、人間の体は何歳まで鍛えれば伸びるのかと質問した。 とある医師の答えて曰く、「灰になるまで」。よい言葉だ。
庭のヒュウガミズキの花芽がほころんで、花が顔をのぞかせている (写真)。 マサキの芽がぐいと伸びだした (写真)。
私の名刺の日本語面には職場のロゴが、 英語面にはシミュレーションで描いた木が入っている。 最近、木の代わりにシダを入れた版も作った。 押し葉をスキャナーで読み込んだ画像を小さくしたもの。 先週の学会で、シダを材料にしたポスター発表を見たあと名刺を交換した。 当然、私はシダ版をお渡しした。発表者からいただいた名刺を見たら、こちらもシダが 印刷されていた。
世の中にはいろいろなマニアがいるものだ。先日、落雷マニアだという方にお会いした。 雷雨になると車で外に飛び出し、雷が落ちそうな高い塔の近くに待機するのだそうだ。
庭では春の被写体たちが動きはじめた。庭の ダンコウバイ (写真)や サンシュユ (写真)は花盛り。 クロモジは芽がほころんできたところ (写真)。 職場の構内ではオオバヤシャブシの雄花序がほどけている (写真)。
生態学会の会場は龍谷大学で、最寄り駅は瀬田。駅から会場までほぼ3キロ。 ゆるい上り坂が続くが、せっせと歩けば30分。到着するころには心地よく体が温まる。 大学の近くには雑木林が広がる公園がある。一帯は文化ゾーンと呼ばれ、県立の美術館や図書館が ある。そこまで足を伸ばす機会はなかったが、雑木林にちょっと足を踏み入れるとソヨゴやコシダ、キジノオシダが あちこちに生えていて、西に来たことを実感した。
学会後の会議まであり、 六泊七日の長丁場を終えて帰宅。長かった。
自分の研究の話をして、人の研究の話を聞いて、いろいろ議論し 次はあれをやろう、これをやろうというアイデアが出てきたり、やる気が盛り上がったり、 という学会本来の目的は十分に果たせた。 宴のあとに:学会が終わってからやることを読み返し、まずはメモ作りとメール書き。 これで一日終わってしまうかな。
本日から一週間は不在です。ポカが多い今日この頃、無事に帰ってこられるか。
マクロレンズが好きで、オオイヌノフグリの1センチほどの花も近寄って大きく写す (写真)。 たまには違うアングルを試そうと思い、18mm〜70mm の広角ズームの広角端で撮ってみた (写真)。 いまひとつしっくりこない。 たくさんのものが写り込むだけに画面の作り方がむずかしい。 広角で撮る練習をしてみるか。
ふたたびマクロレンズに付け替えて、ナズナのアップ (写真)。 まだ咲き始めたばかりで花は茎の先に密集しているが、 これからしだいに花茎が伸び、逆三角の実が並んでいく。
花盛りのスギが花粉をまき散らしている。 雄花満載の枝をつつきながら写真を撮ってみた (写真)。 揺れる枝と静止した枝のコントラスト。そのあいだの空間には、ボケた背景と、一粒一粒が 見えるような(もちろんそんなことはないが)花粉。見ているだけで目が痒くなる、体を張った入魂の一枚。
服を脱いで風呂場に入ったら、焚いたつもりの風呂が冷たいままでがっかりしたのが数日前。 追い焚きのスイッチを押し、すごすごと脱衣所にもどって服を着た。 たしかに焚いたつもりだったのに。
服を脱いで風呂場に入り、風呂の湯を洗面器ですくって足にかけたら冷たい水でがっかりしたのが昨日。 追い焚きのスイッチを押し、すごすごと脱衣所にもどって服を着た。 そういえば焚いていなかったかもしれない。
財布を職場に忘れてきたのに気づいたのが今朝。 きょうは行きがけに昼食用のパンを買う予定なので連れ合いに千円借り、二人で家を出たところで、 借りた千円札をどこにしまったか分からなくなった。 とりあえず引き返して別の千円札を取り出し、あらためて自転車で走り始めたら、 借りた千円は買ったパンを入れる手提げ袋に入れたことを思い出した。 やれやれと思いながら走る途中、曲がるべきでないところで曲がってしまって迷走。 なにをやっているのやら。 パン屋で、持参の手提げ袋を「かわいいですね」と言ってもらい、ようやく心がなごんだ。
あさってから学会に行く前に済ませるべきことが細々と多数あり。 うっかりミスが続くのは、慌ただしくて心のゆとりがなくなっているためだと思いたい。
先日、写真を載せた サボテンのつぼみ はゆっくりと膨らみ、先が開いた (写真)。
冬のあいだ赤味を帯びていた常緑樹の葉に緑が戻りつつある。 1月は臙脂(えんじ)色だったヒカゲツツジ は、まだ芽は動いていないが葉はずいぶん緑になり、そろそろ春だと言っている (写真)。 正確には、緑が戻るのではなくて赤が抜けているのだろうが。
去年から、家のシクラメンがよく咲き続けている (写真)。 よく見ると、細い雌しべの先端が突き出している。 シクラメン属は以前はサクラソウ科に分類されていたが、 今はヤブコウジ科。
久しぶりに外出する用がない日曜日。 剪定して積んであった庭木の枝を、ほぼ一日がかりで切り刻んだ。 木としては、限られた材料でなるべく広い空間に枝を広げ光を受けたほうがよい。 そういう観点からはとても合理的にできているが、始末しようとすると、かさばってしかたがない。 分枝しているところで切ってコンパクトにする。 庭の畑の畝みっつを占領していたエゴやイヌシデやアキニレやイロハモミジの枝が、 ひと畝たらずにおさまった。
きのうのところに書いたように、過去の写真と見比べると今年の花暦の早い遅いがよく分かる。 というわけで去年の今頃の様子 を見返してみると、そこにはくっきりと震災が刻印されている。 当日前後のことは 4月のところにも少し書いてある。「(この項、続く…かな?)」のあとは結局続いていないな。 倒れてきた台車が当たった左足は、親指の爪のつけねのところで内出血した。 固まった血は、爪が伸びるとともに少しずつ先に移動していった。 数カ月後にその部分を爪切りで切ったときには、ちょっと感慨があったのを思い出す。
昨日まで一週間ほどページを更新していなかったら、体調でも崩したのかと案じてメールを下さった方がいた。 ありがたいことです。 体調はきわめて良好。風邪で寝込んで読書三昧という密やかな願いは叶えられぬまま。 ここ数年の、花粉症の軽減傾向は今年も続いている。 多少は目のかゆみや喉のイガイガ感があるが、たいしたことはなく、まだ薬を飲んでいない。 本当に治ってしまうのか?
先日、 ウメの開花が遅いと書いた (2月27日の様子)。 他の花も遅れている。 一昨年の2月21日に アセビの花の写真 を載せているが、今年は今日になっても同じ木のつぼみはまだ開かない (写真)。 去年の3月16日 と、 一昨年の3月6日、 そして 今年の3月7日 のサンシュユ を見比べても、今年の花暦の進みの遅さがわかる。 年によってこれだけ大きく違うので、1年だけ取り出して 温暖化の影響がどうこうという議論はできない。
しばらく前から職場の構内で見かけるハクセキレイは、 3,4メートルぐらいまで寄れる (写真)。 さらに近づこうとするとトコトコと走って逃げるが、なかなか飛び立たない。
いつのまにやら、けっこう綱渡り状態になっている。 社会人になってはや四半世紀余り。 これまでなんとかなってきたのだから、これからもなんとかなるだろうと楽観してみる。
なかなか写真を撮る機会がない。 1月後半から2月に載せた写真をアルバムに整理した ( 通勤:1月・2月、 庭:2月、 旅先:箱根)。
冬の間にすこしずつ庭木を剪定した。問題は切った枝の処理。 5センチ以上の太い枝もかなりある。あいにく家には薪ストーブがない。 そのまま捨てるのはもったいないなと思っていたら、 薪に使ってくれる人がみつかったので引き取っていただく。 何年ものあいだに庭に注いだ太陽のエネルギーが、どこかで風呂の水を温める。